教室体験日記

第2章

第3回 地金からのオリジナルリング製作!


3回目はピンバッジ製作の予定でしたが、
削りや磨きなどなど…とにかくまず基礎をしっかりと!!
ということで、前回に引き続き製作するのはオリジナルリング
金属の板一枚から、シンプルなリングを作ります。
ただ、丸めてリングに?そこは少しひとひねりです。
第一回
01:打ち合わせ


さて前回制作のリング・・。
初のワックスを使った(一部ですが!) 作品だったのですが、


いかに、

頭の中のイメージを具現化する事、

が難しいかと。


いうことが痛いほどに分かりました。
要するに、頭の中のイメージを形にするだけの技術!これです。

カトウ先生と反省点を語り合い、語り合い、語り合い・・・。


結論:原点に戻ろう(つまり基礎をおさらい)

ということになりました!
そこで制作するものは前回に引き続きリング!
同じではないポイントは、今回は地金の板から作る!ということ。
つまり体験日記1回目2回目のおさらいです。



この板を切りだしてリングを作ります。
厚さ2mmの銀の板です。2mmは結構厚いです・・・・まっすぐ切れるかな・・・・。


そんな不安を抱えつつ、板を切っていきます!




第二回
地金を削る


厚さ2mmの地金の板を切っていきます。
体験レポート1回目で切った板よりも若干ぶあつめ。

リングなので、きっちりサイズをとらなければなりません。
そして今回、わたしが作ろうとしているリング。

リングの正面から裏側にかけて、左右対称にだんだん幅が細くなる

ように作ろうと思っているので、

右と左。上と下を対象に切らなければならないという・・・



板にマジックで切っていくラインを引きます。
マジックだけだと切っている間に消えてしまうので、マジックの上からキリでラインをなぞり…


さあ、切るぞッ!!


・・・

・・・・

・・・・・。



・・・うわ・・・・かたっ・・・。


そしてまっすぐ切れない。


1回目も2回目も、糸のこは使ったはずなのですが、
板が分厚いので、切りたいラインの通りに刃を進める事ができない有様。


見かねたカトウ先生からのアドバイス

●力を入れすぎている。
●板を動かないように押さえる力が弱く、削るたびに少しずつずれている
●動かすのは糸ノコではなく板のほう



なんとなく、糸ノコをガシガシ動かしてるイメージないですか!?
実際は逆…しっかり押さえて、糸ノコはその場で上下に動かすだけ。

前回も注意を受けた事なのですが、ついつい糸ノコを動かす手に力が入ってしまいます。

意識して切っていくと…



なんとか!進んでます!
だけどラインはギザギザ・・・。
これも左手で押さえる力が弱く、板がしっかりと固定されていないから。
この左手にぐっと力を入れて、糸ノコに力を入れすぎないように切っていると、
当然なんですが、左肩から指先までかなり疲れます。
切り終わったときには腕がブルブルしてました。


切り終わり!
うわ・・・・ガッタガタ・・・・・。

この時点で微妙に上下も左右もずれてます。

切りすぎるとバランスがおかしくなるし、
もうこのままで行くしかしゃーないなー。

とカトウ先生。
途中からなんとなくうまく切れてたような気がしてたので、悔しいです…。

めげてたら次の作業までグラグラになってしまう!
というわけで気を取り直して、次は焼きなましです。




第三回
焼きなまして、リング状に形を整える


さて、ガッタガタながらなんとか板からリングの全体の形を切り出しました。

次の作業は焼きなまし。です!
金属を温めると柔らかくなるという性質を利用して、
加工しやすくする作業の事。

火を使うので、慎重に・・・。




板全体が赤くなったら頃合!
水につけてあら熱をとります。
この水に放りこんだ時の


ジュッ


って音が結構好きです。




柔らかくなった板に「silver」の刻印を入れ…。

さて。

どれくらい板がやわらかくなったかというと。

なんと手で曲げられちゃいます…!
…というのはウソで。

こんなかんじ!

てこの要領で、リング状に丸めていきます。


丸くくりぬかれた木の台の上で、ぐいぐい形を整えていきます。
途中、硬くなってきたかな?と思ったらもう一度焼きなまし。

端の方は力がいるので、

かなづちで叩いて、どんどん形をつくっていきます。

大体整ってきたら、
今度はリングのサイズが刻んであるサイズ棒というものにリングを通し

さらにきれいなリング状になるまで、サイズ棒にそわないいびつな部分を、
叩いて整えていきます。

形ができていくのがわかってものすごく楽しい!
無心でカンカン叩いていました。

時々蛍光灯にサイズ棒をかざして、
サイズ棒とリングの間にスキマがないか確認するのですが、
結構これでもかって程修正したつもりでも別のところにゆがみが出来ていたり…。


カトウ先生いわく、

「どう叩いたらどうなるか、常に想像しながら叩きやー」

うーん、難しい…。
次回は、端と端をロウ付けでくっつけていきます!お楽しみに!




第四回
サイズ出し


前回、銀の板を焼きなましして柔らかくし、
(焼きなましについての理論!はDAgDARTブログでクリエイターNOZAWAさんが詳しく解説されています!)
リング状に丸めていきました!

でもこのままでは、板の両端が



こういう感じに…。これではリングじゃない!
というわけでここでロウ付けが登場します!

ロウ付けは切れ目に銀ロウというものを、炎で溶かして流し込み、
一体化するわけです!ロウ付けについては、第一回目でもやりましたが
ほんっとうに感動します!



全体をあたためるのがポイント!とカトウ先生に教わりましたが、
私はどうも、熱しすぎる傾向があるようです…。
熱しすぎるとごめんド忘れ…。



どんっ!
見事に一体化!
若干、接合部分がキタナイですが…。
このボコボコしたところをこれからキレイにしていきます!

とりあえず、次の工程の足がけとして、
内側のボコボコをやすりでキレイに。




うーん、これリングじゃないよね?
ってくらいイビツなので、実際に作ろうとしているサイズをあわせていきます。
今回作るのは13号!




これをサイズ棒という、リングサイズを測る棒(そのまま・・・)
に通してサイズを見ます。

今は12.5号くらい・・・
これを前回、丸く形を整える要領で叩いて、伸ばします!



こういう風に見ると、どこにスキマがあるか良く分かります・・・。
サイズ棒とリングのスキマをなくすように、カンカン叩いていきます。

カトウ先生からのアドバイスは

「どこを叩いたら、どうなるか考えながら叩く。やみくもに叩くだけじゃダメ」

叩きすぎてサイズが作りたい号数を超えてしまった…!
なんて事も起こっちゃったりするわけです!
そんな場合は、伸ばしすぎちゃった部分をカット!もう一度ロウ付けからサイズ出しやり直しです。


そんなこんなで!
13号サイズに調整完了!
無心でカンカンやってると、ストレス解消になります。




まだ表面も内側もボコボコっとしてますが・・・。
とりあえずサイズ出し完了!!





第五回
仕上げ


サイズ出しで号数を合わせたあとは、
いよいよピカピカに仕上げていきます。

・リングの側面を平らに整える
・外・内側をみがく
・最終研磨の「バフ」をあてる
・超音波


こんな感じの流れで進めていきます。



削りっぱなしの側面をやすりを使ってキレイに。
目の粗いやすりで平らにしていきます。



大体平らになったところで、
側面の角にさっきよりも目の細かいヤスリをあてます。
角をとることで、柔らかい感じに!
角をとるのと、取らないのとでは、雰囲気がずいぶん変わります。

ヤスリのポイントが、



しっかりと固定させる!

なので、なかなかガッチリ固定しにくくて困りました。
ヨシ!動かない!と思ったら、自分の指が邪魔で磨けないなんてこともしばしば・・・。




ジャジャン!
下のほうが薄くなる感じ…でていますか?
厚みが左右対称になるように、何度も何度も横から確認しつつ、ヤスリがけ完了!

今度はリューターという機械を使って
さらに滑らかにしていきます。



まるで歯医者さんのドリルみたいな機械!
超高速で回転しつつ、どんどんキレイにしていってくれます。



外側にもリューター。
光沢が出てきました!



このあたりから、完成に近づいていくのが目に見えて現れてくるので
めちゃくちゃテンションあがります!



そして、バフ当て作業。
リューターでツヤツヤになった・・・!
って感動は、ここで倍増します。

いやいやバフ当ての実力はものすごいです!!

今回で3度目の彫金体験、3度目のバフ当てになりますが、
毎回毎回このバフ当てでピカッピカになる行程に感動します。




そして最後の最後の行程、超・音・波
洗剤を入れたお湯の中、リングを側面や底面に触れさせないように、
スイッチを入れると、この銀色の容器が細かく振動して、
細かい汚れとか、バフ当ての時についてしまった研磨の汚れを落としてくれます。

そして




完成っ!


今回作ったのは、何の装飾もないシンプルなリングなのですが、

糸ノコ・やすりがけ・焼きなまし・ロウ付け・リューターにバフ当て。
全部彫金の基本作業!

今回3度になりますが、糸ノコ、やすりがけはやっぱり苦手・・・。
13号のリングを作りましたが、サイズ直しも行程は同じ事!
こうやってサイズを出すのか!と勉強になりました。

課題は糸ノコとやすりがけ!うまくなりたいです。
経験あるのみ!?



カトウ先生よりひとこと。

今回は一見シンプルに見えるリングですが、
いろんなところにナガオカさんのこだわりの見える
リングが出来上がりました。

簡単そうに見えても難しかったりしますが、
すごく勉強になるリングだったと思います。
お疲れ様でした。



次回彫金体験もお楽しみにっ♪







CHECK!

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