教室体験日記

第1章

第5回 【石付きペンダント】


前回、彫金教室で「キーホルダー」を作った、ぶっつけ本番は男らしい!町田の、彫金教室体験レポート第5弾。
今回は石付きペンダントトップを作ると、意気揚々と乗り込んでいった町田。 果たしてどんなものができあがったのでしょうか。。。
今回は工程も多くちょっと心配です。

CHECK!

今回は結構やることが沢山あるので、作業は2日に分けました。

・作るもの 石付きペンダントトップ
・作業テーマ ・石留め

はじめに Step00:ごあいさつ
Step01:今日つくるもの
一日目・「石の覆輪作り」
1. 覆輪板を用意、焼きなまし Step02:薄い板を用意、焼きなまし
2. 板を石の周りに巻く Step03板を石の周りに巻く
3. 余る部分を切り落とし、ロウ付け Step04:余る部分を切り落とし、ロウ付け
Step06
:覆輪の土台となる板にロウ付け
4. 石が入るように、覆輪板の形を整える Step05:石が入るように、覆輪板の形を整える
5. 覆輪の土台となる板にロウ付け Step06:覆輪の土台となる板にロウ付け
6. 土台の不要な部分をカット、
  ヤスリで整える
  覆輪完成
Step07:不要な部分をカット、ヤスリで整える
★★★★★ ★★★★★:1日目の感想
二日目・「寄り線と仕上げの石留め」
1.寄り線作り Step08:丸線を焼きなまし
2. 丸線を焼きなまし Step09:丸線をねじる
3. 再度焼きなまし、
  糸ノコで不要な部分をカット
Step10:再度焼きなまし、糸ノコで不要な部分をカット
Step19:完成〜!
4. 覆輪に寄り線を巻く Step11:覆輪に寄り線を巻く
Step19
:完成〜!
5. 余った部分を切り落とし、ロウ付け
寄り線の完成
Step12:余った部分を切り落とし、ロウ付け
6. 寄り線の形を整え、覆輪をはめ込む Step13:寄り線の形を整え、覆輪をはめ込む
7. ロウ付け Step13:寄り線の形を整え、覆輪をはめ込む
8. 丸カンをつける Step13:寄り線の形を整え、覆輪をはめ込む
9. 完成した土台をいぶし Step14:完成した土台をいぶし
10. 石留め Step15:石留め
11. バフ当て、洗浄 Step16:バフ当て、洗浄
12. ペンダント完成! Step17:完成〜!
終わりに Step18:最後にひとこと

石を留める土台作りだけでも結構行程多いです・・・。
それも良いモノを作る為!さぁ、気合い入れますか!


Step00
<ごあいさつ>2003.2

2月も下旬に突入し、編集の町田が大好きな冬ももうすぐ終わりです。冬が終わると、そうです、春です。嫌いな季節ではないのですが、朝寒くてお昼になると暖かく(暑く?)て、白黒ハッキリしない気温は嫌いです。まぁそんなことはどうでもいいとして・・。

 今回は、センターに石をあしらった、ちょいとインディアンジュエリーな雰囲気のペンダントトップを作ろうとやって参りました。
「インディアンジュエリーと言えば」挙げられる鮮やかなブルーのターコイズも好きなんですが、今回は「お、コレええやん」と目を付けていたホワイトバッファローに決定。大きさも決めたところで、作業開始!


↑彫金教室のニューマスコットキャラの猫。名前は知りません。

Step01
<今日つくるもの>2003.2

今日は石付きペンダントトップ。
まずは覆輪の壁になる板を用意。加工しやすい薄い板を使います。

Step02
<薄い板を用意、焼きなまし>2003.2

 石はもうすでに決めているので、その石を留める覆輪板を用意します。石を留める覆輪の壁には、なるべく加工しやすいように厚さ0.6mmの薄い板をピックアップ。板の長さはおよそ石の最長直径の3〜4倍。余分な部分は後でカットするので、ギリギリの長さは良くないです。
で、さっき必要な長さにカットしたので、次はいつもの焼きなまし。

↑板の準備が出来たら、加工しやすくするために焼きなまし。毎度おなじみの作業。でも火を扱うので気を抜いてはいけません。

Step03
<板を石の周りに巻く>2003.2

 さっき焼きなましをした板を実際にはめ込む石の周りに巻いて、覆輪の形を作ります。ある程度は手で巻いたり、“やっとこ”というペンチのようなモノを用いたものを使いながら形を整えていきます。
手で軽く巻いた後、“やっとこ”を使ってピッタリはまるように形を整えます。あんまり「ギュッ」としてはいけません。

Step04
<余る部分を切り落とし、ロウ付け>2003.2

 板を石の周りに巻いたら、カットする部分に目印を入れてカットします。カットした後は、輪にする必要があるので、ロウ付けして輪にします。ロウ付けの手順は前のレポートを参照してください。
 最近ちょっとずつ慣れた・・・ような。と思ってみたり。でも過信はいけません。火を扱うのであくまで慎重に。

↑火の大きさは小さめで。でも全体を熱するようにするのは基本です。

Step05
<石が入るように、覆輪板の形を整える>2003.2

 ロウ付けが終わって輪ができたら、実際に石が入るように形を整えます。石がピッタリ入るようになったら、次は土台の板に接合する部分をヤスリで磨いて平らにします。紙ヤスリの上に置いて、ショリショリと擦ります。
左は石がピッタリ入った写真。最初に糸ノコで切った切断面、つまり覆輪壁の下の方がデコボコなので、紙ヤスリで磨いて整えます。

Step06
<覆輪の土台となる板にロウ付け>2003.2

 覆輪の壁の形が整ったら、土台の板にロウ付けします。覆輪板の底部にフラックスを塗り、土台の板に載せます。銀ロウは覆輪板の周り4箇所程に置き、あとはいつも通りバーナーで全体を熱して銀ロウを溶かし、接合します。

↑土台と輪の間4箇所に銀ロウを置きます。土台を中心に熱する感じで火を当てます。

Step07
<不要な部分をカット、ヤスリで整える>2003.2

 覆輪板を土台にロウ付けしたら、覆輪板のサイズに整える必要がありますので、土台の不要な部分を切り落とし、覆輪板にピッタリサイズになるようにヤスリで磨いて整えます。その時、覆輪板を歪ませないように気を付けてください。案の定私は歪ませちゃいました・・・。

土台の不要な部分をある程度糸ノコで切り落として、あとはヤスリで磨きます。力を入れ過ぎると、覆輪壁が歪んでしまうので気を付けてください。

★★★★★
<1日目の感想>2003.2

 今回の作業テーマである「石を留める」という作業を行う前の土台作り。思ったより手間がかかるんだなぁというのが、まず最初の感想。しかし手間がかかるからと言って手は抜けません。あくまで「土台」を作るのですから、ここで手を抜くと良いモノが出来なくなります。特に、最終的に石を留める事になる覆輪壁をちゃんと石に合わせた形に作り上げておかないと、石と覆輪壁の間がスカスカになったり、逆に入らなかったりで、後でエライ目に遭います。今回はまだ整った楕円形でしたが、ナバホジュエリーのようなデカくてガツーンとした石を使おうと思うと、尚更ですね。
さぁ、2日目は覆輪の周りに巻く寄り線と、作業テーマの石留めです!

↑まずは土台が完成。これだけだとミニチュアの弁当箱みたいで何だかよくわかりませんね・・。

Step08
<丸線を焼きなまし>2003.2

 まずは寄り線の材料、丸線を焼きなましします。一見単なる針金なんですが、これもちゃんと銀でできています。細いため火が通りやすく、熱し過ぎるとよくないので、具合をよく見ながら熱してください。

↑サッと熱してサッと冷やす。火も弱めのほうがやりやすいです。

Step09
<丸線をねじる>2003.2

 まず、万力で真鍮の棒を挟んで、挟んだ棒に丸線の中心を当てて、2つに折り畳みます。丸線の端をペンチで挟んで、グイグイ引っ張りながらねじってゆきます。ちゃんと引っ張りながら巻かないと、キレイな寄り線ができませんので注意してください。何度も何度もグルグルグルグル回します。ひたすら黙々と回します。ねじれが全体的に均等になるくらいまでねじり続けます。


↑このように、万力で挟んだ芯金を軸に、ペンチで丸線をしっかり挟んでぐるぐるねじります。

Step10
<再度焼きなまし、糸ノコで不要な部分をカット>2003.2

 寄り線が出来上がったら、今度は覆輪に巻くので、再度焼きなましをします。やっぱり火が通りやすいので気を付けてください。焼きなましが終わったら、ねじった時に挟んでいたお陰で潰れちゃった部分を糸ノコで切り落とします。



↑完成した寄り線。ペンチで挟んでた部分は潰れてしまっているので、切り落とします。

Step11
<覆輪に寄り線を巻く>2003.2

さ寄り線を完成させる前に、輪の形を作っておくため、覆輪に巻きます。隙間無くキッチリと合わせてください。この時も、覆輪の壁の部分を潰さないように注意しながら巻いてください。

Step12
<余った部分を切り落とし、ロウ付け>2003.2

 覆輪に寄り線を巻いたら、最初に切った部分に、繋げる部分とがぴったり合う位置に印を入れて、糸ノコで切り落とします。寄り線を糸ノコで切る作業、以外に難しいんです。と言うのも、なかなかスムーズに糸ノコが動いてくれない・・!コツとしては、ソフトに撫でる感じで切っていくと上手く切れます。寄り線が切れたら、接合部分をもう一度ピッタリと合うのを確認したら、ロウ付けして寄り線の輪を完成させます。

↑覆輪に寄り線を巻いたもの。あとは丸カンを付ければ土台の完成です。

Step13
<寄り線の形を整え、覆輪をはめ込む>2003.2

Step13-1.
寄り線の形を整え、覆輪をはめ込む

寄り線が完成したら、まずは覆輪にはめ込みます。もちろん簡単に入るはずはありません。覆輪を潰さないように、土台を割り箸で抑え、トンカチで軽く叩いたりしながら上手くはめ込みます。

Step13-2.
覆輪と土台、丸カンのロウ付け

寄り線が覆輪にピッタリはまったら、次は寄り線と覆輪をロウ付けして接合します。寄り線はデコボコなので、覆輪とぴったり重なっている部分に上手くロウ付けしてください。と、珍しく上手くひっつけれたのでちょこっと得意げ。
それが終わったら、次は丸カンを二つつけます。いっこは覆輪に直接、もう一個はチェーンを通すためのものです。丸カンが飛ばないように、火は少し小さめで。でも全体を熱しながら、上手くつけてください。



↑ちょっとずつらしくなってきました。覆輪、寄り線、丸カン等今回はロウ付けの練習と言えるぐらいにロウ付け作業が多いです。

Step14
<完成した土台をいぶし>2003.2

 石を留めてしまうといぶし作業が出来ないので、先に土台をいぶします。

↑いぶし後。まっくろけ。

Step15
<石留め>2003.2

 いよいよです。クライマックスであり、今回の作業テーマ、石留め。石留めをする前に、樹脂に土台を埋め込み、ガッチリと固定したあと、石留め用の万力で土台を固定します。準備が出来たら、いよいよ石留めです。石留めタガネと木づちを使って、慎重に石を留めていきます。強く叩いて石を割ってはいけませんしね。軽く、確実に、コンコンと叩きながら覆輪と石の隙間を無くしていきます。石と覆輪の隙間が完璧に無くなればOK!

↑このように、石留めタガネを自分の方に向けて、軽く叩きながら隙間を埋めます。

Step16
<バフ当て、洗浄>2003.2

 残りは最終の仕上げ作業です。石留めの時に叩いた部分をリューターでキレイに整え、バフを当てて洗浄し、完成!

石留め完了。最後のバフ当て前の状態。

Step17
<完成〜!>2003.2

 完〜成〜!早速チェーンを通してみました。
チェーンが太めでゴツそうなんですが、セットした石がホワイトバッファローなんで、なかなか良いバランスになってるかな、と。だってかなり完成度高いっしょ!?超自画自賛。でもよく見たら寄り線と覆輪の間に隙間がチラリホラリと・・・。
でも良いんです、この方が「手作りー!」って感じするでしょ?嗚呼言い訳。



↑どう!?なんかパッと見は製品っぽくないすか!?まぁ、細かく見ると穴だらけなんですがね・・・。

Step18
<最後にひとこと>2003.2

今回の作業は2日に分けましたが、でも全体的にスムーズに作業は進んだと思います。たった5回のアクセサリー製作とはいえ、ちょっとずつでも作業に慣れてきているんだなぁと実感出来ます。いや、まだまだなのは勿論わかってますよ。先生にも沢山手伝って貰ってますし。でも、チョットずつでも上達して色んなモノが作れるようになるってのはすごく楽しいです。
 
今回の彫金教室体験レポートはどうでしたか?体験レポートと同じく、実際に来ていただいた時も、どんどん自分の作りたいと思った物に挑戦してください。銀モノアクセサリーが好きな人はもちろん、物作りそのものが好きな人もぜひご参加下さい。。


CHECK!

このページの彫金内容は『チケットレッスン』でできるよ!詳しい情報は『コース案内』のページで確認してね!
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