教室体験日記

第1章

第3回 【エッチングによるバングル】


前回ペンダントトップを作った町田氏。
今回は、もう一つの定番アイテム、バングルを作るべく乗り込みました。
はたして上手くできたのでしょうか・・・。


CHECK!

では早速、今回制作するバングルのテーマと作業工程を。

・作るもの バングル
・作業テーマ ・エッチングを用いた模様づくり

はじめに Step00:ごあいさつ
Step01:今日つくるもの
1. 焼きなまし Step02:焼きなまし
2. シールを貼り、模様を描く Step03:シールを貼り、模様を描く
3. 模様をカッターで切り抜く Step04:模様をカッターで切り抜く
4. 硝酸の中に入れる Step05:硝酸の中に入れる
5. バングル状に丸める Step06:バングル状に加工する
6. 外側をヤスリがけする Step07:外側をヤスリがけする
7. 内側をヤスリがけする Step08:内側をヤスリがけする
8. バフ当て、洗浄 Step09:バフ当て、洗浄をして仕上げる
9. 完成 Step10:完成〜!
終わりに Step11:最後にひとこと

さぁさぁ、どんな感じでできあるかな。
頑張りますよー!

Step00
<ごあいさつ>2002.7

毎度お馴染み(?)の町田で御座います。  前回の彫金教室レポートではプレートの貼りあわせによるペンダントトップを製作しました。
  アクセサリー、ペンダントトップもいいですが、もう一つのアイテムと言えば、やっぱバングルですよバングル。
 と、言うわけで第3回彫金教室レポートは、前回に引き続き「夏のアイテム」第2弾、バングルです。

↑彫金教室の非常口兼入り口です。非常口というより日常口。
(※この写真は移転前の教室のものです)

Step01
<今日つくるもの>2002.7

今回の制作でポイントとなるのは、行程2〜4。シールに描く模様は、複雑にしすぎるとカッターで切り抜く時に自滅する原因になるので、自信のない人は程々の細かさにしておく方がお薦めです。

Step02
<焼きなまし>2002.7

 彫金教室一日体験レポートの時にやったとおり、銀という金属は、加熱をして、急な冷却をする事で、ある程度柔らかくなり、加工しやすくなる性質を持っています。

バーナーで全体がオレンジ色になるように加熱し、水の中に入れます。銀が柔らかくなったところで、刻印を入れて次の作業へ移ります。


←「SILVER925」という刻印を裏面に打ち付ける。


Step03
<シールを貼り、模様を描く>2002.7

 次に、エッチングを行う時重要になるシールを貼ります。
  銀とシールの間に空気が入ると、カッターで切り抜いた時に隙間が出来て、思い通りの模様ができなくなる可能性が高くなるので、空気が入らないように上手くシールを貼ります。
 シールが貼れたら、次はシールの上に模様を描きます。
思い通りの仕上がりになるかどうかは、この次の作業にかかっています。

↑シールを貼った写真。このように、空気が入らないようにピッタリと貼ります。


←今回は、唐草っぽいような、 タトゥーっぽいような模様。

Step04
<模様をカッターで切り抜く>2002.7

 さっき描いた模様をカッターで切り抜きます。
急がず焦らず確実に。でも滑らかな曲線部分はサッと切った方が上手く行きます。

↑集中集中。手を切らないように気をつけてください。


←シールを切り抜いた後。銀がむき出しになっているこの部分が、硝酸によって溶ける、という仕組みです。

Step05
<硝酸の中に入れる>2002.7

 次に、シールを切り抜いたプレートを硝酸の中へ入れます。銀は、硝酸によって腐食する(溶ける)という性質を持っています。
  くどいですが、さっき切り抜いて銀がむき出しになった部分が硝酸によって腐食し、切り抜いた形に模様が出来上がるという仕組みです。
 比較的こまかい模様を作りたい時は、浸けておく時間を短くするか、こまめに腐食具合をチェックしてください。
この状態で30〜40分程置いておきます。

↑金属面に浮き上がる気泡をブラシで取り除いたり、硝酸から上げたりしながら、腐食具合をチェックします。


←硝酸から引き上げた状態です。50分くらい浸けていたので、一部が模様をはみ出して腐食してしまいました。ううむ。

Step06
<バングル状に加工する>2002.7

 模様が出来上がったら、板をバングルの形に曲げます。
  この作業にはバングル用芯金を使います。まずは指である程度の形まで曲げ、あとはハンマーで叩きながら、形を整えていきます。
 体験教室で作ったリングと同じく、バングルの向きを変えたり、ハンマーで修正できない歪みは、手で修正したりしながら、滑らかなバングルの曲線を作ります。

Step07
<外側をヤスリがけする>2002.7

  毎度の作業です。やっぱりこの作業は重要です。粗いヤスリから細かいヤスリへ、更に紙ヤスリを用いて磨きます。

Step08
<内側をヤスリがけする>2002.7

 まずは楕円のヤスリを使って、バングルの角を滑らかにします。次に、ヤスリで落としてギザギザになった角や、バングルの内側をリューターで磨きます。これも通常のヤスリがけと同じく、粗いヤスリから細かいヤスリへと移行させながら磨き上げます。

↑腕に触れる角を滑らかに。長いストロークでゴリゴリ、と磨きます。

←バングルの曲線に合わせてリューターを動かし、磨いていきます。

Step09
<バフ当て、洗浄をして仕上げる>2002.7

 これも毎度お馴染み、最後の仕上げです。バフを当ててピカピカにします。嗚呼ほんまこの作業が一番楽しい…。
バフ当てが終わったら、超音波洗浄をして完成です。

Step10
<完成〜!>2002.7

 完成です!なんか今回もイイカンジじゃないですか!?って思ったんですけど、よく見たら模様がはみ出してたりしてる所があったり、バングルの形が微妙にイビツだったり、細かい点で粗が多いです。まぁなにぶん素人なもんで…。
今回の教訓としては、エッチングはある程度の時間を区切って腐食具合を見ていく、という事ですかね。時間が短すぎるのもいけませんが、長すぎるのも良くない、と、とても微妙ですが。

Step11
<最後にひとこと>2002.7

 あとがき
今回はエッチングを用いて模様を作る、という題目でした。今回の「エッチング」という作業、この作業でのキーポイントは、「いかにシールをキレイに切り抜くか」という事でしょう。おそらく。銀の溶け具合は、細かく細かくチェックしていけば問題ないと思いますし。あ、「バングルの形をキレイに作る」というのは省いて。あれは難しいです。ホントに。


CHECK!

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